健康リテラシーを向上させ、社員自らが健康管理に取り組む環境へ
ココ・カラ宣言では、「健康リスクの把握・管理」「健康増進に向けた支援」「労働時間の削減」という3カテゴリーで施策が実践されます。まず「健康リスクの把握・管理」では、前記した健康診断への取り組み強化やストレスチェックのほか、大阪商工会議所が主催しているメンタルヘルスマネジメント検定の受検を管理職に推進する予定です。「健康増進に向けた支援」では、株式会社バリューHRと共同開発した「健康経営」の実践ツールである「KENKO SUPPORT PROGRAM」を活用します。具体的には、過去5年分の定期健診結果の推移を一覧やグラフで個人ページに表示し、健康リスクを「見える化」するほか、心拍数・歩数・消費カロリー等、普段の活動状況を測定できるウェアラブル端末(活動量計)を従業員に提供し、測定されたデータを個人ページ上で常に確認できるようにします。また、食事改善アドバイスや各種健康情報の提供を通じて従業員の日々の健康管理を支援していきます。


また、健康をテーマとした講演会を実施します。その記念すべき第一弾が2月8日に実施した中川先生の講演会です。全社員に「がん検診のススメ」を事前に配布のうえ、東京本社でのライブ映像を大阪本社や全国128支社など約200拠点へ同時配信し、7000名以上の全社員が受講しました。他にも、禁煙推進学術ネットワークが定める「禁煙の日(毎月22日)」に倣い、2月から毎月2日と22日を当社の禁煙デーとしています。
これら施策の狙いは健康リテラシーを向上させること。社員本人の健康意識向上はもちろん、中小企業の健康経営推進を応援する当社は、お客さまへ向けても健康情報を発信しなければいけません。そのフロントに立ってほしいという意図を併せ持っています。お客さまへの発信というところでは、大同生命のお客さま向けホームページ「頑張る経営者の応援サイト」で中川先生のがん講座を2月から掲載しています。

