全国平均最低レベルがん検診受診率の改善が急務
2.がんの早期発見
大阪府のがん検診受診率については、5大がん(胃がん・大腸がん・肺がん・乳がん・子宮頸がん)のうち、子宮頸がん(46位)を除く4つが、全国の都道府県で最下位です。これは大都市であることや中小企業が多いという地域性も関係するのではないかと考えています。大阪は大都市であり、地域における緊密なネットワークの構築が容易ではなありません。また、中小企業の数も東京に次いで2番目です。職域のがん検診の充実が課題であると考えています。
大阪府のがん検診受診率については、5大がん(胃がん・大腸がん・肺がん・乳がん・子宮頸がん)のうち、子宮頸がん(46位)を除く4つが、全国の都道府県で最下位です。これは大都市であることや中小企業が多いという地域性も関係するのではないかと考えています。大阪は大都市であり、地域における緊密なネットワークの構築が容易ではなありません。また、中小企業の数も東京に次いで2番目です。職域のがん検診の充実が課題であると考えています。
がん検診受診率の向上の為に大阪府が取り組んでいることは、主体事業者である大阪府内の市町村のサポートです。具体的には、市町村や検診機関の専門的・技術的支援、担当職員研修会、個別支援(重点受診勧奨者への勧奨ツール作成・受診勧奨の効果検証、個別検診導入への技術的支援など)、検診機関への支援(研修会)の開催や精度管理指標の把握(基礎調査)、各市町村別がん検診成績の公開などです。
また、普及啓発は特に重要だと考えていますので、行政、関係機関や民間団体の協働による啓発活動、市町村・府広報紙やホームページへの掲載、市民まつり、ガンバ大阪主催ゲーム等での啓発活動、がん対策基金を活用して啓発ティッシュ作成・配布などの地道な活動を続けています。

▲パネルディスカッションの様子
