ユニークな大腸がん検診の啓発ツール


大腸がん検診普及啓発キャンペーンを立ち上げ

高齢化や生活習慣の欧米化などの理由により、わが国では2人に1人が、がんに罹患する時代になりました。なかでも、この30年間で患者数が6倍に増えている大腸がんは、早期発見・早期治療により90%以上完治できるにもかかわらず、進行するまで自覚症状がほとんどないことも相まって、検診受診率が30%以下であることが課題となっています。そこで、オリンパスでは「大腸がんで亡くなる方々をひとりでも減らしたい」という願いをかなえるため、2007年2月に「ブレイブサークル大腸がん撲滅キャンペーン」を立ち上げました。
活動名称の「ブレイブサークル」は、勇気という意味をもつ「ブレイブ」、輪・仲間という意味をもつ「サークル」という言葉をつなげて創った新しい言葉で、「大腸がんの現状にしっかりと向き合う勇気をもとう、そして大腸がん検診の輪をひろめよう」というメッセージが込められています。そして、キャンペーンカラーには、国際的な「大腸がん啓発カラー」である濃いブルー(青色)を使用しています。
その後、2009年7月に活動の推進母体である「ブレイブサークル運営委員会」がNPO法人となり、日本全国で複数の企業や行政と連携して、大腸がん検診の受診率向上を目指した普及啓発活動※を展開しています。
※ 都道府県のがん対策部門と連携して公共施設への啓発ポスターの掲示、週末の商業施設における市民参加型イベントの開催、市区町村が住民検診案内送付の際に大腸がん検診説明冊子の同封、など
