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〔2010年4月現在〕
検診用機材を社内に持ち込んで行った乳がん検診会

リコーリースの乳がん検診受診率は2008年度には24.7%(本社分のみ)でしたが、2009年度は71%まで急上昇しました。乳がん検診会を社内で行ったことが、受診率向上につながった大きな理由です。以前から当社では、乳がん検診受診率を向上させるために検診バスを使ったらどうかなど、検診方法について社内で検討を重ねていました。さまざまなアイデアのなかで、最も費用がかからず、受診者にも負荷が少なくて済むのが、乳がん検診用超音波診断装置を本社の会議室に持ち込んで行う社内検診会だったのです。

協力してくださった医療機関は三井タワークリニックさん。リコーリースの希望する検査項目や、検診予定の人数などの情報をお伝えするのはもちろん、実際にご来社いただいて実地調査を念入りに行いました。また、初めて受診する社員も多かったため、検診への不安を払しょくするために医療スタッフをすべて女性でそろえ、受診者同士ができるだけ顔を合わせなくて済むようにパーティションやカーテンを効果的に使ったレイアウトにするなど、細かい工夫もしました。
画像:検診会
▲社内で行った乳がん検診会。受診者同士が顔を合わせずに済むようにパーティションなどを活用

検診前の徹底的な根回しで受診負荷を減らす

画像:ピンクリボン・チームのメンバー
▲ピンクリボン・チームのメンバーは全国で20名以上。こちらはピンクリボン・シンポジウムでグッズを販売している様子
気軽に検診を受けてもらうために行った根回しはほかにもあります。就業時間内に実施したことがその一つ。各マネージャーにも、社員が就業時間中に乳がん検診会に参加することを理解してもらいました。検診にかかる時間を事前に把握しておいて、それに基づく時間割を作ったところもポイントです。検診の時間がピンポイントで分かれば仕事を調整しやすくなります。社員も気兼ねなく検診に行けるわけです。

検診実施前には、社内のピンクリボン運動を推進している「ピンクリボン・チーム」が、対象者一人一人に対して、申し込み方法や検診会当日の内容といった細かな情報をメールでフォローしました。また、検診会当日のスムーズな運営のために、医療にかかわるスタッフ以外に受診者を誘導するスタッフも用意することで、現場の混乱や社員同士が顔を合わせてしまうことを防ぐこともできたのです。こうしたきめ細かな配慮が実を結び、受診率の大幅な向上につながったのだと考えられています。
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