業界内で有数の規模を誇り、国内外の幅広いビジネスフィールドで各種金融事業を展開する大和証券グループ。今回は、その持株会社としてグループの管理・統括を担う大和証券グループ本社に、がん検診をはじめとした健康管理の重要性を社員やその家族に向けて啓発するさまざまな取り組みについて取材してきました。
「人間ドックは必ず受ける」が社員の共通認識
大和証券グループでは、社員とその家族の健康管理について非常に力を入れてきた歴史があります。その具体的な例として、定期健康診断はもちろんのこと、「人間ドックは必ず受ける」という風土が長年にわたって根付いていることが挙げられるでしょう。がん検診(人間ドック)も70%の社員が受診しています。今後、より積極的に健康管理およびがん検診受診の重要性を普及させるため、「がん対策推進企業アクション」への参画を決めました。
なお、当社グループでは、32歳以上の社員およびその配偶者を対象に、人間ドックとそのオプションとしてがん検診を受診できる費用補助制度を設けております。さらに2010年度より、32歳未満の女性社員を対象に、乳がん・子宮頸(けい)がんの検診費用全額補助制度も実施する予定です。これは、ビジネスにおける女性の活躍の場が年々広がる社会情勢を受け、当社グループが独自に実施している「女性活躍支援プラン」の一環でもあります。
なお、当社グループでは、32歳以上の社員およびその配偶者を対象に、人間ドックとそのオプションとしてがん検診を受診できる費用補助制度を設けております。さらに2010年度より、32歳未満の女性社員を対象に、乳がん・子宮頸(けい)がんの検診費用全額補助制度も実施する予定です。これは、ビジネスにおける女性の活躍の場が年々広がる社会情勢を受け、当社グループが独自に実施している「女性活躍支援プラン」の一環でもあります。
▲看護師というポジションから、同じ「働く女性」を支える中村さん
産業医2名、保健師・看護師6名が常駐
▲総合健康開発センターを支える保健師・看護師のメンバー
大和証券グループ本社では、グループ全社員の健康管理、健康増進を図るための保健施設として「総合健康開発センター」を設置しています。X線検査機器をはじめとした医療機器も充実しており、定期健康診断はすべて同センター内で実施可能。産業医2名、保健師・看護師6名が常駐し、非常勤産業医2名、診療医9名、精神科医2名、臨床心理士1名とともに社員の健康を支えています。外来診療のほか、健康相談、保健指導、精神科医や臨床心理士による「こころの相談」を受けることも可能です。また、インフルエンザの予防接種もここで受けられます。
同センターを中心とした健康管理体制のもと、グループ内各社の健康管理を徹底するための対応も行っています。具体的には、医務室の常設、各事業所内で定期健康診断を受診できる体制の確立、メールや電話による相談窓口の設置などです。さらに、当社グループでは新入社員向け集合研修の一環として、心身の健康管理についての講義も実施。保健師・産業医・メンタルサポート室の室長が講師となり、「たばこによる健康障害」「がん検診の重要性」などをテーマにレクチャーしています。
同センターを中心とした健康管理体制のもと、グループ内各社の健康管理を徹底するための対応も行っています。具体的には、医務室の常設、各事業所内で定期健康診断を受診できる体制の確立、メールや電話による相談窓口の設置などです。さらに、当社グループでは新入社員向け集合研修の一環として、心身の健康管理についての講義も実施。保健師・産業医・メンタルサポート室の室長が講師となり、「たばこによる健康障害」「がん検診の重要性」などをテーマにレクチャーしています。