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【株式会社千趣会】CSR部門だけでは実現不可能 梱包用テープまで浸透した「ピンクジャック」

通販カタログのベルメゾンやオンラインショップのベルメゾンネットなどを展開する大手通信販売会社「千趣会」。お客さまの大半を占める30代、40代の女性を支援するために、同社がピンクリボン運動を開始したのは2007年末。わずか数年でその活動は社員やお客さまを巻き込み、大きな広がりを見せているようです。今回はそんな同社の取り組みについて伺いました。

会社全体と顧客を巻き込む10月の「ピンクジャック」

私たちのがん検診啓発活動を象徴するのは、ピンクリボン月間の10月に一斉に行う「ピンクジャック」です。コーポレートサイト、通販を行うベルメゾンネットをピンク色に。カタログやガムテープなどの梱包(こんぽう)用品にもピンクリボンをあしらうなど、会社全体とお客さまをピンクで巻き込んでしまう取り組みです。CSR部門だけでしたら実現するのは難しかったのですが、部署をまたいで集まっているピンクリボンプロジェクトのメンバーや社内の協力体制のおかげで実現できました。

例えば、梱包用のテープや箱をピンクリボン仕様のものにしようというアイデアをくれたのは商品開発部門の社員。活動のために「自分も何かできないか」と思ってくれる社員が当社には大勢いるんです。これには、私たちの取り組みを知る機会を社員全員が持っていたことも影響していると思います。当社には月に一度、社内ニュース番組があり、全員がその番組を自分のパソコンで視聴することが可能。ここからピンクリボン活動についての情報発信ができたことが大きかったのかもしれませんね。
画像:ピンクリボングッズ
▲デザインや色使いにもこだわり満載のピンクリボングッズの数々

「なんでピンク色を着るん?」『ピンクルール』の狙いは社員の家族

画像:社内放送局
▲本格的な機材を集めた放送局が社内に。ニュース番組では「ピンクルール」の告知も
今では活動も全社的な取り組みになっていますが、入り口としては社員にピンクリボン運動を認知してもらうことから始めました。10月1日はみんなピンクのものを身につけましょうね、という簡単なイベントをしたんです。当社の社員の半数以上は男性なので、最初は少し抵抗があるかなと思ったのですが、ピンク色のジャケットを用意する人がいたり、役員全員がピンク色のシャツを着てきたりと盛り上がりましたね。これは「ピンクルール」という名前で社内に浸透している活動です。

「ピンクルール」は社員の家族への影響も期待して始めました。なぜなら、社員が「明日、ピンク色のもの身につけんねん」と奥さまや家族、友人に話したら、「何で?」と聞かれますよね。すると、会社でピンクリボン運動をしている話や、そもそもがん検診をちゃんと受けているのかなどの話題につなげることができるかもしれない。「がん」というと、みんな難しく考えてしまいがち。だからこそ、堅苦しさをぬぐって、少しでも気軽に検診に興味を持ち、検診に行く事ができる環境を作ることが大切だと考えました。
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