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【ALSOK綜合警備保障株式会社】いかに受診負荷を減らすか X線検査もできる施設を自社で持つ

防犯・防災ビジネスのリーディングカンパニーALSOK綜合警備保障株式会社。24時間365日、安心・信頼のセキュリティーサービスを提供するために最も重要なのは社員の健康だといいます。今回は社員の健康を守るための手厚いバックアップ体制と、同社独自のがん検診への取り組み方についてうかがいました。

社員の健康維持にがん検診は必須。受診率99%を支える健康管理室

弊社のがん検診状況を語る上で欠かせないのは、1989年に健康保険組合が設立した健康管理室の存在。設立時から定期健康診断と人間ドックの一部実施を開始し、1991年には外部に委託していたX線の検査まで健康管理室内で完結できるようにしました。これにより社員は肺がん、胃がん、大腸がんの検査を、定期健康診断と同時に行えるようになったのです。40歳以上の社員・嘱託社員のがん検診率99%の所以はそこにあります。

弊社のセキュリティーサービスは24時間365日体制が基本。人の手と目を必要とするものが多いので、常に信頼されるサービスを提供するためには社員の健康が最重要となります。よって会社が社員の健康管理を手厚くフォローすることは当然のこと。がん検診の受診も必須にすべきです。しかし、がん検診を社員に強要したところで受けてもらえるものではない。検診費用や検診にかかる時間などで負担を感じることなく受診できる環境を整えることが重要なのではないでしょうか。
画像:放射線技師と看護師
▲本社近くにある健康管理室に放射線技師と看護師が常駐している

人間ドックの費用は健康保険組合と会社で全額負担

画像:松田氏
▲社員の受診負荷をいかに減らすかが、検診率向上のカギになると語る松田氏
健康管理室は1年を通じて検診を行っています。いつでも健康診断と人間ドックができる体制を整えていますから、1日に十数名ずつの受診が可能。大型の医療施設などとは異なり、検診に特化した施設ですので、たとえば9時に検査を開始して10時30分には終了できるなど効率的な受診もできます。さらに当社の社員のみを対象にしていますので、午前中は人間ドック、午後は健康診断、または今日は男性の日、明日は女性の日などのように、効率的な検診スケジュールを組めるというメリットもあるんです。

健康管理室は都内にありますので、地方の事業所の場合は提携医療機関で、健康管理室で行う検診内容と同じものを受診できるようにしました。こちらも定期健康診断と人間ドックを同時に行うため、全員ががん検診を受診できます。ちなみに人間ドックは2万2000円を健康保険組合で負担し、残りを会社が負担。これは健康管理室で受診しても、提携医療機関で受診しても同様です。
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