日本で最も長くがんと向き合ってきた保険会社です
当社は日本で初めて「がん保険」を発売した保険会社として、がん保険、医療保険などの「生きるための保険」を通して、がんをはじめとする病気と闘う方々やそのご家族に対する精神的、経済的なサポートを行ってきました。また、社会貢献活動においても、「がん・医療」「子ども・家族」をメインテーマと位置付け、社員やアソシエイツ(保険販売代理店)が想いを一つにしてさまざまな活動に取り組んでいます。
その一つが、がんに関する啓発活動です。「がん対策基本法」施行後、日本のがん対策がますます本格化する中で、当社は国や自治体と連携したがん対策の推進を図っています。そして、社外に向けた情報発信とともに、社内でのがん検診受診率向上に向けた取り組みも数多く取り組んでいます。
こうした当社の取り組みの一環として「がん対策推進企業アクション」に参加しています。
まずは全社員への情報提供から
当社はがんに関する教育や啓発の取り組みには理解を得やすい環境です。しかし、実際に自分自身が検診を受けるというアクションを起こしていない社員が多くいました。そこで、人事部や健康保健組合といった社内の関係部門と連携し、がん検診を受診しやすい環境の整備やがん検診受診の重要性を訴える活動に取り組んでいます。
がん検診を受診しやすい環境や制度の整備として、定期健康診断において、必要ながん検診を自己負担なく受診できるよう制度に改定しました。35歳以上の社員は毎年生活習慣病健診を受診することができるので、その中でオプションとしてがん検診も選べます。また、生活習慣病健診の対象外である35歳未満の女性社員も、子宮頸がん検診(23・27・29・31歳の女性社員)と乳がん検診(30歳以上の女性社員)を費用負担なしで受診できるようになっています。
がん検診受診の呼びかけにも力を入れています。週の初めに全社員が視聴する社内ニュースでは、がん検診の実際の様子をまとめた動画を放映するなど、様々な情報提供を行いました。さらに、年に1回、全社員にがん検診についての理解度と受診状況を聞くアンケートを実施しています。このアンケートを通して、多くの社員が理解を深めています。
現在在籍している社員のがん検診に関する理解はかなり進んでいるものの、新入社員をはじめ、新たに入社してくる社員に対してももれなく情報提供をしていくことが今後の課題です。