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さまざまな総合健診(がん検診)強化施策を展開

ブラザーの現行制度では、対象者も定期健診と総合健診いずれかを選択できることになっています。総合健診を受診しない理由を調べてみると、「検査(バリウム)が嫌い・怖い」、「費用が掛かる」、「就業時間内ではない」、「面倒・・・」などの意見がでてきました。これらの意見を踏まえ、まず3年続けて総合健診を受けない組合員には「がん検診無料クーポン」を配布。また、総合健診の豊富なオプション項目について「自分は何を受けていいのかわからない」との声もあり、産業医と保健師がさまざまな相談に答える健診相談会も実施しました。さらに「面倒」という意見に対しては、総合健診の申込書に工夫を施しました。選択希望欄から定期健診を除外し、あらかじめ「総合健診を申し込みます」に○印をつけた申込書を配布。どうしても受診できない事情があれば、その理由を書く仕組みにし、受診を促しています。

そのほか健保組合のホームページに、がん検診に関する「他人事じゃない、がん」というコンテンツを掲載するなど、あの手この手を駆使して受診率向上と啓発に努めているなか、「がん対策推進企業アクション」の存在を知ることとなりました。まさに私たちの目的と合致するプロジェクトと参画を決め、提供された「がん検診のススメ」は全組合員の自宅に健保情報誌とともに郵送しています。「がん検診のススメ」を組合員が読むことで、「がんは治る病気。そのためには早期発見が大切」という意識が、もっと浸透することに期待をしています。
画像:がん検診無料チケット
▲がん検診無料チケット

二次検査勧奨がもう一つの強化施策

画像:けんぽだより
▲ホームページのがんコンテンツやけんぽだよりを通じて、啓発を行っている
新しく打ち出した施策の振り返りや効果測定はまだこれからですが、手ごたえを得ているものもあります。例えば「がん検診無料クーポン配布」。対象者に比して受診者の数は決して多くありませんが、受診者に実施したアンケートで約70%が「来年から総合健診を受ける」と回答しています。受診後に「不安が軽減した」と答えた人も約40%いました。この数字から一度受けさえすれば重要性を理解し、継続受診につながると感じています。そして健保組合ホームページの、がんコンテンツはサイトアップ時にアクセス数が急増しました。ひと月後に数は落ちましたが、やはり「がん」への関心は高いということが証明されました。これから「がん」に関する有効な情報を継続的に提供していくことで、さらに意識を高め受診まで導くことができると感じています。

がんの早期発見・早期治療に向けて、もう一つ強化している施策が「二次検査100%受診」です。病院内に設置したコールセンターから二次検査勧奨の電話をしています。2011年の4~6月期で700名強と対象者も相当数いるため、電話をかけ続ける状況ですが、その場で検査を予約できることが好評。約半数の人はすぐに検査予約を済ませています。こういうレスポンスの良い施策は、当組合が直営病院を持っているからできることと思っています。
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