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乳がん検診の重要性を社員に伝えるのではなく、伝えさせる

寄付金を乳がんの検査受診率の向上にあてることで、世の中のためになる活動をすること。これが実は一番の社員教育になります。メディアリリースや社内でのプレゼン、さらに製品を売ることやカタログ作成には、マーケティング、サプライチェーン、ファイナンス、営業、クリエイティブ…との協業が必要ですから、全社で取り組むことになります。ですから日常的に乳がんに関する情報が社員の元にも届く。そうすれば「早期発見のためには、がん検診が大切なんだ」という意識が広がります。

またお客さまに向けても「検診受けました?」と聞くようにと社員に伝えています。検診を受けてくださいと言われるのではなく、検診を勧める立場になってもらう。これが社員の意識を変えるコツです。現在、エイボンのがん検診受診率は全体で79.7%。全国に散っている在宅の営業に関していえば、家の近くに病院があるわけではないし、検診するための条件は良くありません。でも、そのわりには頑張って77%。ちなみにマンモグラフィ検診は8400円を上限として会社より補助をしています。
画像:岩城さん
▲特別な社内啓発をしないでも検診の重要性が社内で自然と浸透したと語る岩城さん

ピンクリボン活動を難しく考えてはいけない

画像:社内のピンクリボン活動の様子
▲社内のピンクリボン活動で、寄付金は60万円ほど集まった
直接的な社内啓発ではないですが、ピンクリボンチャリティーボールというボーリングイベントも開催しました。参加費を寄付金として、さらに倒したピン×10円がマッチングギフトになるという内容です。集まったお金を日本対がん協会に寄付をし、また同協会の事務局長をお招きして乳がんについてのお話をいただきました。この時の社員の反応も良かったですね。こんなふうに楽しんで参加できる活動ならなんでもいいのではないでしょうか。例えば、ピンクリボンカラオケでもいいんですよ。

またコールセンターではピンクコールという活動をしました。これはカナダの活動を参考にしたんですが、いただいたお電話に対して、会話の最後に「お電話いただきありがとうございました。電話一本に付き10円を対がん協会へ寄付させていただきます」と言うんです。そうすることで「それでは後で注文の電話をします」とか「体が弱くてあまり外に出られないので、こういうかたちでの寄付はうれしいです」などのありがたい声をいただくこともありました。
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