• がん対策推進企業アクションとは
  • がんについて
  • がん検診について
  • 就労支援
  • パートナー企業・団体

パートナー企業・団体の取り組み

1対1の対話でしか知りえない、がん患者の苦悩

がん検診に関する具体的な活動はこれからですが、2010年7月に本社に検診車を手配して、女性社員全員を対象に乳がん検診をする予定。男性の場合も、生活習慣病を発見しやすいように保険組合からの一定の補助を受け、35歳以上を対象として定期健康診断の項目を増やします。営業部員は若年層が多く、検診施設に足を運ぶのをおっくうに感じてしまうこともあるでしょう。ぜひ検診負荷を減らす取り組みをパートナー企業から学びたいですね。

一方で、こちらから提供できるものもあります。ウーマンズヘルスケア事業部には常に現場の情報が集まってきます。例えば、患者様とのお話の中で、「ご自分のケアに必要なものがなかなか見つけられない」というお話があり、乳がん患者専用の商品をチラシにして、医療機関に配布するようにしました。現場をまわる中で、乳がんの合併症や、病気が原因で腕があがらないなどの悩みを伺うこともあります。これらは患者さんと1対1でお話ししなければ得られないと思うのです。
画像:ケア用品のチラシ
▲がん患者が欲しいものをわかりやすく伝えるケア用品のチラシ

専門商社の強みを生かし地域密着型の医療情報共有を

画像:清水氏
▲がん検診率向上に向けて、三笑堂ならではの取り組みも模索したいと語る清水氏
検査用医療機器についての情報も同様。吸引式乳房組織生検を行えば、吸引をかけて検査用の組織を必要なだけ取れるので検査の精度が上がることや、メーカーや製品ごとのマンモグラフィー機器の特徴などを知る機会も豊富です。また当社には、整形外科や循環器科など専任を持った営業スタッフがいますから、乳がんに限らず、地域に密着した医療情報全般を集めることが可能。そういった情報をいち早くパートナー企業にも共有していけたらと思います。

2010年から一斉に就業時間内禁煙を開始するなど、全社決定でパッと行動に移すことができるのが当社の強み。トップの理解があるがん対策推進企業アクションについても迅速に実行に移していけるでしょう。とはいえ、いきなり大きな取り組みは難しいかもしれません。まずは他社の取り組みを参考にしつつ、社員同士、お取引先、そしてお客さまとの会話の中に「検診」という言葉を盛り込むところから、コツコツと啓発活動を行っていきたいと思っています。
株式会社三笑堂 会社概要
創業 1929年10月
代表取締役社長 土手 克己
払込資本金 6000万円(授権資本金2億円)
売上高 382億1300万円(2009年5月期※連結)
本社所在地 京都府京都市南区上鳥羽大物町68
事業項目
医療・医薬・介護・バイオ専門商社
事業内容
1929年「医療を通じて社会に貢献する」をテーマに、医療機器の総合専門商社として創業。医療機器・在宅医療・バイオ・医薬品事業という四つの分野を柱に、顧客のニーズに合わせ、最適な商品を提案できるベスト・ディーラーを目指すべく、医療業界の最前線で活動を行う。事業は京阪神を地盤とし、官公立病院・準官公立病院・病院・医院・診療所・老人保健施設・特別養護老人ホーム・薬局・官公庁・福祉事務所などに商品を納入。営業活動を通じて地域医療を支えている。
1 2
ページトップ
  • 参加方法・登録申請
  • パートナー企業・団体一覧
  • パートナー企業・団体の取り組み
  • パートナー専用ページ
  • がん対策スライド
  • 全国3ブロックセミナー
  • がん対策推進企業アクション公式小冊子「働く人ががんを知る本」
  • 令和4年度がん検診50%推進全国大会
  • 令和5年度がん検診50%推進全国大会
  • がん対策推進企業アクション Facebookはじめました
  • がん対策推進企業アクション Facebookはじめました
  • 両立支援の啓発動画の紹介