2010/12/10
推進パートナーのがん検診受診率に関するアンケート中間報告
がん検診企業アクション事務局では、推進パートナー企業・団体の現状について把握し、今後のがん検診企業アクション事業の取り組みの参考にするため「がん検診受診率に関わるアンケート」を実施しました。
今後もご登録順に順次アンケートをお願いしてまいりますが、10月中旬までのご回答を中間報告としてまとめました。
なお、本中間報告の受診率は、対象年齢・算出方法など一定ではないため、参考値としてご覧ください。
最終報告は2011年3月にご案内する予定です。
今後もご登録順に順次アンケートをお願いしてまいりますが、10月中旬までのご回答を中間報告としてまとめました。
なお、本中間報告の受診率は、対象年齢・算出方法など一定ではないため、参考値としてご覧ください。
最終報告は2011年3月にご案内する予定です。
【調査実施の概要】
| 調査名 | がん検診受診率に関わるアンケート |
| 実施期間 | 2010年8月上旬~10月中旬 |
| 調査対象 | 推進パートナー企業・団体 174社(団体) |
| 回収数 | 81社(団体) |
【調査結果の概要】
■ がん検診受診率算出可能企業は少数
アンケート回収企業81社(団体)のうち、受診率が算出できている企業は約半数で理由は様々であると思いますが現状把握ができていない企業が多いことがわかりました。
■ 子宮頸がん、乳がんの受診率が低調
子宮頸がんについては、国が実施対象者としている20歳以上の従業員を対象に検診を行っている企業はごく僅かです。
アンケート回収企業81社(団体)のうち、受診率が算出できている企業は約半数で理由は様々であると思いますが現状把握ができていない企業が多いことがわかりました。
■ 子宮頸がん、乳がんの受診率が低調
子宮頸がんについては、国が実施対象者としている20歳以上の従業員を対象に検診を行っている企業はごく僅かです。
【がん検診 受診率】
| 従業員 | 被扶養者 | |||
| 受診率 | 算出企業数 | 受診率 | 算出企業数 | |
| 胃がん | 70.6% | 45社 | 39.2% | 22社 |
| 肺がん | 85.7% | 45社 | 45.5% | 20社 |
| 大腸がん | 68.3% | 44社 | 41.5% | 21社 |
| 子宮頸がん | 44.0% | 34社 | 33.4% | 19社 |
| 乳がん | 53.5% | 36社 | 38.8% | 18社 |
※上記の受診率は、対象年齢・算出方法など一定ではないため、参考値としてご覧ください
【がん検診 検診項目】
| 検診内容 | 企業数 | |
| 胃がん | 問診 | 25 |
| 胃部エックス線検査 | 63 | |
| 胃内視鏡検査(胃カメラ) | 28 | |
| ペプシノゲン検査 | 7 | |
| ヘリコバクターピロリ菌抗体検査 | 6 | |
| 検診項目の併用 | 8 | |
| 肺がん | 問診 | 25 |
| 胸部エックス線検査 | 63 | |
| 喀痰細胞診 | 16 | |
| 胸部CT検査 | 14 | |
| 検診項目の併用 | 4 | |
| 大腸がん | 問診 | 23 |
| 便潜血検査 | 68 | |
| ・一日法 | 16 | |
| ・ニ日法 | 52 | |
| 全大腸内視鏡検査 | 3 | |
| 注腸X線検査 | 2 | |
| 直腸指診断 | 3 | |
| 検診項目の併用 | 7 | |
| 子宮頸がん | 問診 | 29 |
| 視診 | 19 | |
| 子宮頸部細胞診 | 53 | |
| ・自己採取 | 13 | |
| ・医師採取 | 44 | |
| 内診 | 19 | |
| コルポスコープ検査 | 2 | |
| 検診項目の併用 | 10 | |
| 乳がん | 問診 | 26 |
| 視触診 | 32 | |
| 乳房エックス線検査(マンモグラフィー) | 48 | |
| 超音波検査(エコー) | 39 | |
| 検診項目の併用 | 10 |
■ がん検診企業アクションに参加した動機
がん検診企業アクションに参加した動機は、従業員とその家族を守るという主旨に賛同し、また社会的責任を果たすためであるという回答が多く見られました。
がん検診企業アクションに参加した動機は、従業員とその家族を守るという主旨に賛同し、また社会的責任を果たすためであるという回答が多く見られました。

【調査結果】
調査結果の詳しい内容はPDFをご覧下さい







