2021/01/28
2021年1月28日 女性のためのがん検診啓発イベントをイオンモールで開催
「女性に伝えたいがん知識」をテーマにしたがん検診啓発イベント(共催:がん対策推進企業アクション、イオンモール株式会社、全国健康増進協議会)を1月28日(木)、イオンレイクタウンkaze(埼玉県越谷市)のイベント広場にて開催しました。
当日は、東大病院中川恵一先生による「女性のためのがん講座」、難波美智代さんによる「Working RIBBON」の紹介、会場からの質疑応答を受けながらの両氏のトークセッションが行われ、イベントに合わせた形でがん検診の啓発ポスターやパネルの掲示、全国健康増進協議会の巡回レディース検診、がん検診が行われました。
中川恵一先生(東京大学医学部附属病院 放射線科 准教授/がん対策企業推進アクション アドバイザリーボード議長)は、「女性のためのがん講座」と題した講演で、コロナ禍の中でがん検診受診件数が昨年度よりも減少していることに触れ、病院は感染症対策がしっかりされているのでがん検診を例年通り受けて欲しい。がん検診を1年受診しないことで、早期で見つけられたはずのがんが進行してしまうのはとても残念なことだと訴えました。
特に男性に比べて若い世代で罹患のピークを迎える女性の子宮頸がん、乳がん検診の大切さ、子宮頸がんにはHPVワクチンの接種が有効であることなどを丁寧に説明しました。
子宮頸がんの経験者である難波美智代さん(一般社団法人シンクパール代表)は、女性の経営幹部やリーダーが中心となって企業の女性のがん対策を牽引するプロジェクト「Working RIBBON」の設立を発表。
トークセッションでは、会場で拝聴していた女性陣から婦人科がんについての質問が複数あり、中川先生や難波さんはそれに熱く答え、会場は熱気に包まれました。