2018/2/28
平成29年度 がん対策推進企業アクション 統括セミナー
がん対策推進企業表彰 受賞企業が決定しました
がん対策推進企業アクションでは2月28日(水)・日本医師会館(東京都文京区)で開催された「平成29年度がん対策推進企業アクション 統括セミナー」に於いて、推進パートナー企業の中で、がん対策に積極的に取り組んでいる企業・団体を表彰いたしました。総合的にがん対策が進んでいる企業・団体を表彰する「厚生労働大臣賞」とがん対策推進パートナー賞(「検診部門」「がん治療と仕事の両立部門」「がんの情報提供部門」)の受賞企業は、以下の通りです。
厚生労働大臣賞
伊藤忠商事株式会社
がん対策推進パートナー賞
「検診部門」……ヤスマ株式会社
「がん治療と仕事の両立部門」……テルモ株式会社
「がんの情報提供部門」……朝日航洋株式会社
受賞理由 |
がん検診については、一定年齢以上の社員に対する毎年無償での人間ドックに加え、国立がん研究センターと提携し、個別の検診の実施や精密検査をスムーズに受けてもらうための整備を図る他、社員の同意のもと、研究に役立ててもらうため、社員の健康情報を国立がん研究センターに提供している。
がん治療と仕事の両立については、現場の人事担当を両立支援コーディネーターとして任命し、組織長・産業医・人事担当が両立支援チームとして個別の状況に応じた支援プランを策定している。がんの情報提供については、社長自ら『がんに負けるな』というメッセージを全社員に発信し、がんになっても安心して働き続けられる職場作りを行っている。 |
受賞理由 |
社内朝礼で、社員の健康意識向上のため、健康についての話題を提供している。がん検診を含めた健康診断の受診と健康診断結果について嘱託医指導が社内に浸透している。がん検診受診率100%と精密検査受診率100%を5年以上前から実施できている。 |
受賞理由 |
社内独自のがん就労支援制度を新設し、失効有給休暇の単日利用、無給休暇の付与(上限なし)、時差勤務、時短勤務を明文化している。また社内独自の制度でも対応できない個別事情については、柔軟な対応をとっている。
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受賞理由 |
従業員向けに個々人に応じてイントラネットでの情報提供を行っている。特に、がんに罹患した社員に対して、不安にならないよう正しい情報を伝えている。また社内にてがん経験者を中心にプロジェクトを立ち上げ、社内教育用のハンドブックを作成、社内規則の改定、相談窓口を設けたりして利用を促している。
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