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イベントレポート

2012/10/06
「平成24年度がん検診50%推進全国大会」を開催致しました。

「がん対策推進基本計画」の個別目標である「がん検診受診率50%以上」の目標達成に向け、国・企業・地方自治体・関係団体等が連携・協力して「がん検診の重要性」に関する国民の理解と関心を高めるため、毎年10月は「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」と定められています。

そして、集中キャンペーン月間の趣旨を一層高めることを目的とし、がんに関する正しい情報の提供を始め、がん検診の重要性を啓発するために、平成24年10月6日(土)13時より、丸ビル1階のマルキューブにて「平成24年度がん検診50%推進全国大会」が開催されました。

当日は、初秋の好天に恵まれ、会場には多くの方が集まりました。会場には、アメリカンファミリー生命保険会社(アフラック)が取り組む「ゴールドリボン(小児がんの子供たちを支え、小児がんの啓発や治療研究などの経済的支援を求める運動)」に関する展示、ブレイブサークル運営委員会が取り組む「大腸がん撲滅キャンペーン」に関する展示、がん検診企業アクション運営事務局による、がんに関する情報提供と、がん検診の受診率向上を目指した企業及び地方自治体の取組みを紹介する展示が設けられ、来場者は熱心にパネルをご覧になり、担当者の説明に耳を傾けていました。
一方、ステージでは、主催者である厚生労働省の挨拶に続き、「平成24年度がん検診50%達成に向けた体験談コンテスト」の表彰式、がん検診の大切さについて気づいていただくためのクイズショー、がん検診を受診する重要性・有用性をテーマにしたトークショー等、盛りだくさんのプログラムが繰り広げられました。
▲「がん検診50%推進全国大会」会場の様子
厚生労働省 矢島鉄也健康局長からの挨拶
ステージイベントに先立ち、厚生労働省 矢島鉄也健康局長より、本全国大会に向けたメッセージが述べられました。矢島局長からのメッセージは、「35万人以上の方ががんで亡くなっているにもかかわらず、わが国におけるがん検診の受診率は高いとはいえません。しかし、がん検診を受診することにより、がんを早期に発見し、早期に治療することが可能となります。厚生労働省では、毎年10月を集中月間とし、全国の自治体にも様々な取組みを行っていただいておりますが、このイベントを機会に、国民の皆様にはがんに関する正しい知識とがん検診の重要性について知っていただきたいと思います。」という内容でした。
「平成24年度がん検診50%達成に向けた体験談コンテスト」表彰式
主催者の挨拶に続き、厚生労働省が募集した体験談の表彰式が行われ、全国から寄せられた体験談の最優秀作品の受賞者をお招きしました。司会者が読み上げる体験談に、来場者は深く聞き入っていました。審査を担当された中川恵一先生(東京大学医学部放射線医学教室准教授)からは、「がん検診の大切さが、お母さまへの感謝の言葉と共に綴られた素晴らしい作品です。」と総評がありました。尚、本最優秀作品と、2作の優秀作品は、当ホームページに掲出しておりますので、是非ご一読ください。
▲「体験談コンテスト」最優秀作品受賞者と厚生労働省 矢島鉄也健康局長(右)、中川恵一先生(左)
勤労者の健康管理を担う医師(産業医)をお招きしたトークショー
表彰式に続き、がん検診の受診率向上を目指し、着実な取組みを行っているライオン株式会社より、人事部健康サポート室の統括産業医である西埜植 規秀先生(日本産業衛生学会専門医、日本医師会認定産業医)にご登壇願い、中川恵一先生とトークショーを展開していただきました。同社の高いがん検診の受診率の背景には、「『愛と精神の実践』を経営の基本とし、人々の幸福と生活の向上に寄与する」という社是の下、「(被扶養者を含む)社員の健康は、個人と会社双方にとって最大の財産」という考えが、長年に亘り会社全体に浸透しているとのことでした。
▲ライオン株式会社 人事部健康サポート室 西埜植 規秀先生(左)
「がん検診啓発」クイズショー
がん及びがん検診について知っていただくためのクイズショーが行われました。○×形式によるクイズが全10問出題され、クイズ参加者に回答していただいた後、中川恵一先生にわかり易く正解を解説していただきました。「全問正解」された方は少なかったのですが、それだけに、このクイズをきっかけに、今までご存じなかったこと、あまり気に留めることもなかったこと、を知っていただけたことは大きな収穫でした。
原千晶さんをお招きしたトークショー
イベントの最後のプログラムは、女優・タレントの原千晶さんと中川恵一先生のトークショーでした。「子宮のがんを患い、2度の大きな手術を体験」という本来とても辛いお話を、原千晶さんは持ち前の明るさをもって、来場者に語りかけてくださいました。がん体験を通じ、様々な迷い、葛藤を乗り越えられた原さんだからこそ、来場者に向けられたがん検診の重要性のメッセージには、とても説得力がありました。
▲女優・タレントの原千晶さんをお招きしたトークショー
▲トークショー遠景
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