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イベントレポート

2010/10/13
『平成22年度がん検診50%推進全国大会』が開催されました

がん検診に関する関心を国民に深めるため、毎年10月を「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」と定めています。がんに関する正しい知識の普及が重要であり、がん検診による「早期発見」と、そこからつながる「早期治療」により救える命があることを広く訴えるため、10月9日(土)12時より東京都港区のアクアシティお台場 3Fアクアマリーナにおいて、「平成22年度がん検診50%推進全国大会」が開催されました。
当日はあいにくの雨にもかかわらず、会場には数多くの方が集まりました。来場者は日本対がん協会、がん性疼痛緩和ケアコンソーシアム、がん検診企業アクションの各ブースに立ち寄ってパンフレットなどを手に説明を聞いたり、ブレーブサークル運営委員会により設置された大腸の模型を親子で楽しまれていました。
ステージ上では、主催者の挨拶やトークセッションが行われました。
厚生労働省 細川大臣からの挨拶
最初に細川厚生労働大臣からのメッセージが、外山千也健康局長によって紹介されました。
大臣からのメッセージは「今や、がんによる死亡者数は30万人を超え、国民病ともいえる状況です。しかし、検診を受けることによって、早期発見、早期治療が可能です。厚生労働省では、10月を集中月間とし、全国の自治体にも様々な取り組みをしていただいています。これを機に、国民の皆様にはがんに関する知識、検診の重要性を知ってもらいたい。」というものでした。
東京都知事からのメッセージ
続いて石原慎太郎都知事からのメッセージが、杉村栄一福祉保健局長によって紹介されました。
「がんは、昭和59年から都民の死亡原因の第1位を占めてします。がんは早期発見が大事で、そのためには都民が検診を受けやすい環境を整えることも重要です。都では平成20年3月にがん推進基本計画を制定し、都民の関心を高め、検診の受診を促進しています。」
日本対がん協会会長挨拶

日本対がん協会の垣添忠生会長は、がんにならないために大切なことは、1つはタバコを吸わない、子宮頸がんのワクチンを接種するなどの予防。2つめは、検診を受けること。この2つを組み合わせること、予防が大事であるということを強く訴えました。

▲厚生労働省 細川大臣からの挨拶を紹介する外山千也健康局長   ▲日本対がん協会の垣添忠生会長
平成22年度がん検診50%達成に向けた体験談コンテスト
主催者の挨拶に続き、厚生労働省が募集した体験談の表彰式が行われました。コンテストには、がん検診のキャッチフレーズ「がん検診 愛する家族への 贈りもの」にちなんだ体験談が全国から数多く寄せられ、その中から3名の方の体験談が最優秀賞として表彰されました。司会者が読み上げる体験談に、来場者は深く聞き行っている様子でした。審査を担当したがんに関する普及啓発懇談会座長の中川恵一先生は「がんが進行した状態で見つかると、治療にはお金も時間もかかる。症状が全くない段階で早期発見することが大切。入賞者の皆さんの体験談は、国民の皆さんへメッセージになります。3人の方の勇気に感謝します。」と総評を述べられました。
▲体験談の表彰式   ▲外山千也健康局長・中川恵一先生と記念撮影
「リレー・フォー・ライフ2010 in東京」スタート!
体験談表彰式に続いて、会場近くの潮風公園で開催される、リレー・フォー・ライフジャパン2010 in東京のスタートセレモニーが行われました。このイベントは、がんに立ち向かう日々の思いや体験を語り合い、リレー方式で24時間歩き、楽しみながらがんについて考え、学ぶことができる催し物です。実行委員長やアグネスチャンさんがリレー・フォー・ライフへの想いを語り、横断幕の授与を受けた後、来場者からの大きな拍手に送られながら潮風公園へと出発しました。
▲リレー・フォー・ライフ参加者の皆さんとアグネスチャンさん   ▲横断幕を授与
中川先生、山田邦子さんのトークセッションに会場湧く
リレー・フォー・ライフ参加者を送り出した後は、東京大学医学部附属病院放射線科准教授緩和ケア診療部長の中川恵一先生と、山田邦子さんのトークセッションです。
中川先生は2人に1人ががんになるということ、先進国のなかで右肩上がりにがんによる死亡率が増えているのは日本だけだという現状や、がんにならないために気をつけて欲しいことなどをわかりやすく説明しました。山田さんは、集まった皆さんと一緒に歌を歌いながら会場内を盛り上げ、自身が乳がんを早期発見できたきっかけなどを紹介し、早期発見が大切であること、ぜひがん検診を受けて欲しいということを訴えました。
▲クイズ参加者の様子   ▲中川恵一先生と山田邦子さんのトークセッション
2人の楽しい会話にクイズを交えがん検診の重要性を解りやすく説明しました。参加者は、クイズに答えながら中川先生の解説に聞き入り、深くうなずく姿が見られました。
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