社内連携と巻き込み体制の強化
サッポロビール株式会社
企業内がんコミュニティによるピアサポートと社内啓発活動
1)概要・経緯
サッポロビールでは2019年3月、がん経験者の社内コミュニティ「Can Stars(キャンスターズ)」を発足した。他企業での先行事例を参考にし、予め社内のがん経験者の意見を聴取した上、経営承認を得て発足に至った。
2)目的・背景
会社の健康経営やダイバーシティ推進の一環でもあり、この目的に合致することから活動は就業時間内に行っている。がんを経験した社員からすると、同じ会社の仲間だからこそ相談したいことや話し合いたいことがあるという側面も大きい。
3)取り組み内容
活動は経験者同士の相互支援(ピアサポート)、社内の意識啓発、社会へのインパクト創出の3本柱で行っており、定期的な社内会合は、ほぼ隔月で実施している。
4)反響・成果
体験談の社内発信時の一般社員の反応からは、「がんになっても安心して働ける会社」、「素晴らしい会社だと再認識した」等の声があり、安心感と誇りにもつながっている。また、社外表彰の連続受賞等により、企業ブランド向上の一助にもなっている。活動5年の節目となる2024年には活動の知見をまとめると共に、見えてきた他企業コミュニティの状況も俯瞰し、「企業内がんコミュニティ立上げ・運営ガイドブック」を作成し、社外にも発信した。
5)ポイント
がん経験者同士のフラットな対話を中心にしながら、事務局として人事総務部の保健師を含めた労政・ダイバーシティグループが支援し、安心して話ができる場づくりを継続している。
社内向けの活動と並行し、社外発信・協働等の活動を行うことで、手応えを感じながらよい循環になっている。
※参考リンク
・2019年3月29日リリース:がん経験者の社内コミュニティ「Can Stars(キャンスターズ)」発足
https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000009277/
・2024年6月11日リリース:「企業内がんコミュニティ立上げ・運営ガイドブック」を公開
https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000016851/
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