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2022/04/12

令和3年度がん対策推進表彰企業が決定しました

  • 厚生労働大臣表彰[最優秀賞]
    アフラック生命保険株式会社 常務執行役員 森本 晋介氏
プレゼンター:厚生労働省 健康局 がん・疾病対策課 課長 中谷 祐貴子氏とアフラック生命保険株式会社 常務執行役員 森本 晋介氏

受賞理由:
社員が「がんや病気にかかっても安心して自分らしく働ける」ために、アフラックの「がん・傷病 就労支援プログラム」を整備し、「相談」「両立」「予防」の3つの柱を掲げ、様々な取組みを行っています。主な取組みとして、「相談」では、2017年に立ち上げたがんを経験した社員によるコミュニティ(「All Ribbons」)のピアサポートにより、相談窓口の開設や体験談の公開、パネルディスカッションなどを社内で開催しています。
「両立」では、時間や場所の制約がない柔軟な働き方の制度の整備に加えて、職場環境づくりが重要と考え、部下を持つ全管理職にロールプレイング研修を実施しています。「予防」では、受診率100%を目指し、e-ラーニングでのがん検診の必要性の啓発、がん検診の費用や交通費の会社負担、業務時間扱い、徹底した受診勧奨などの取組みを行い、高いがん検診受診率を維持しています。こうした様々な取組みを行っている点が評価されました。

  • がん対策推進パートナー賞

[検診部門]
サントリーホールディングス株式会社 ピープル&カルチャー本部 部長 後藤 アキ子氏

プレゼンター:中川恵一先生とサントリーホールディングス株式会社 ピープル&カルチャー本部 部長 後藤 アキ子氏

受賞理由:
5大がんの検診を定期健診に組み込み、受診を必須としているほか、子宮がんと乳がんについては、婦人科専門医による「健診の重要性を啓発するミニ動画」を作成し、対象者に配信するなど受診率の向上に努めていること、また、婦人科専門医による相談窓口も設け、検診への不安や、がんが発見された場合にも気軽に相談できる体制を整備している点などが評価されました。

[治療と仕事の両立部門]
日本電気株式会社 健康管理センター マネージャー 山角 真二氏

プレゼンター:中川恵一先生と日本電気株式会社 健康管理センター マネージャー 山角 真二氏

受賞理由:
がんや難病を対象に、罹患しても安心して働くことのできる環境を整備するため、会社の姿勢や進め方、本人や職場上司の留意事項などを「治療と仕事の両立のためのガイドライン」として策定し、主治医の意見書を参考に、本人・上司・産業医・人事部門担当者で面談を行い、「両立プラン」を策定の上、その内容に従って勤務を継続している点などが評価されました。

[情報提供部門]
ブラザー工業株式会社 人事部安全防災グループ健康管理センター 統括産業医 上原 正道氏

プレゼンター:中川恵一先生とブラザー工業株式会社 人事部安全防災グループ健康管理センター 統括産業医 上原 正道氏

受賞理由:
2020年度より、楽しんでがんについて学ぶことを狙いとした「がん予防スタンプラリー」を実施しており、「がんと感染」、「がん予防の真実」などのテーマを定めてシリーズ化した情報提供やセミナー、がん体験者の話を聴ける会などを開催し、今年度はがん情報を延べ8,000名以上が閲覧し、スタンプラリーには1,500名以上が参加しました。参加者には特典をプレゼントしたり、表彰状を送ったり、工夫をしながらがん教育を推進した点が評価されました。

[中小企業部門]
日本ナレッジスペース株式会社 ITソリューション部東京4課 課長 青木 哲哉氏

プレゼンター:中川恵一先生と日本ナレッジスペース株式会社 ITソリューション部東京4課 課長 青木 哲哉氏

受賞理由:
全体会議にて、がん患者の具体的な例を交えながら、がんに関する研修を全社員に向けて行っており、「がんの一次検査」「医療機関でのがんドック(特別休暇付与)」「がん治療の通院・入院」の費用を全額会社で負担する制度を整備したほか、24時間いつでも医師や保健師等に相談できる窓口、がんと仕事の両立支援をサポートする窓口、セカンドオピニオンサービスなども提供することで、がん検診を受診しやすい環境を整備している点が評価されました。

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