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パートナー企業・団体の取り組み

【富士フイルム株式会社・富士フイルムメディカル株式会社】検査の精度にこだわりながら受診率90%以上を目指す

デジタルカメラやデジタルプリントで広く知られる富士フイルム株式会社は、レントゲン写真で古くから医療とかかわりを持ち、現在は画像処理技術を活用して医療機材・システムの生産開発を行っています。それら機材・システムの販売を行うのがグループ企業である富士フイルムメディカル株式会社。最先端医療をサポートする二つの会社は、検診精度にこだわりを持ちながら、がん検診の受診率向上に取り組んでいます。その活動内容を紹介します。

乳がんから始まり5がんへ拡大していく啓発活動

富士フイルムの「がん啓発活動」は2003年から始まっていまして、まず「乳がん検診」の啓発活動に着手しました。ちょうど会社が医療を中核事業の一つと位置づけ始めた時期で、当社の主力製品がマンモグラフィだったこともあり、「女性社員に乳がん検診を受けてもらおう」という気運が高まったのがきっかけです。まずは検診の大切さを理解してもらおうと、専門医の先生の講演を中心とした社内啓発セミナーを開催。その中でパネルディスカッションを行い、乳がん検診を実際に受けた社員にその体験談を語ってもらいました。これらの話を通して「痛い・つらい」といった必要以上の恐怖心を解き、乳がんに対する正しい知識を持ってもらえたと思います。

今では多様な活動を行っている私たちの第一歩ともいえるセミナーは、その後、定期的に行うようになり東京本社では毎年開催しています。また足柄や富士宮などの工場でも定期的に実施しています。今年は乳がんに加え胃がんのセミナーも実施しました。今後は大腸がんなど5がんすべてを対象に実施していく予定です。このセミナーをはじめとした啓発活動は、会社や部署を横断してつくられた「がん検診プロジェクトチーム」が企画。チームには富士フイルムのメディカルシステム事業部、人事部、広報部、宣伝部、CSR部、富士フイルムメディカルのマーケティング部からメンバーが集まり、両社の経営者層も参加しています。
画像:セミナーの風景
▲胃がんをメインテーマにしたセミナーの風景

医療の近くにいる2社がグループをけん引

画像:各種啓発ツールやグッズ
▲社内外に向けて各種啓発ツールやグッズを作成している
現在「がん対策推進企業アクション」に参加しているのは富士フイルムと富士フイルムメディカルの2社です。乳がん検査用デジタルX線撮影装置など先端の検査機器にかかわる私たちがまず実績を上げ、グループ全体に広めようという意図で2社一体となり活動に取り組んでいます。たとえばセミナーの運営は富士フイルムで行いますが、講演内容やお呼びする先生を選定しアテンドするのは医療機関と直接お付き合いしている富士フイルムメディカルというように両社が協力しています。
社内に向けた活動としてはセミナーのほか、イントラサイト「INSITE」にがん検診特集ページを立ち上げ、5がんの基礎知識・検診方法などを紹介しています。また、社内報や健保だより、富士フイルムメディカルの広報誌などでも、がん検診を特集しています。これら日常的な啓発に加えて、がんを題材にした社内映画上映会も過去2回開催しました。映画の告知ポスターには乳がん自己触診のイラスト解説をプラスして女子更衣室やトイレに掲示したので、実際にチェックした人も多数いることと思います。
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