• がん対策推進企業アクションとは
  • がんについて
  • がん検診について
  • 就労支援
  • パートナー企業・団体

パートナー企業・団体の取り組み

「他社に先がける」は社員の健康管理にもあてはまる

前述した各種の取り組みにはコストがかかりますが、トップ層が「健康に貢献するリーディングカンパニー」という意識を強く持っているため、良いと思われる施策にはGo!が出やすい環境があります。「他社に先がけてやりませんか」という言葉が響くようですね。メタボ対策は特別にプロジェクトチームを編成しましたが、日常のさまざまな施策は人事を中心とした健康チームが推進役。健康チームは、最近、がん対策にも精力的に取り組み始めています。

その一つとして2008年・秋からの全社禁煙があります。社員が肺がんに倒れたことがきっかけでしたが、「これ以上、タバコが原因で大切な社員を亡くしてはいけない!」という声が高まり、完全禁煙への理解もなされ、比較的スムーズに移行したものと思っています。2008年から開始しているので評価はこれからですが、当時は喫煙していた役員を始め「煙草をやめた」という声を良く耳にするので、だいぶ喫煙者が減ったという実感があります。そのほかでは胃がん対策も検査強化などの形で推進しています。
画像:井上月恵さん
▲健診を始めとした健康管理業務を担当する井上さん

健康診断は3種類用意。会社の補助がきわめて厚い

画像:目標シート
▲体力測定から作成された目標シート、個人別プランに合わせた運動を行なっていきます。
体力年齢が良い話題づくりになっていました。(写真提供 つくばウエルネスリサ-チ様)
当社では3種類の健康診断(定期健康診断AとBと人間ドック)を用意しています。定期健康診断Aは法定検診に腎機能検査と尿酸をプラスした内容です。さらに30歳未満の方は人間ドック、定期健康診断Bの受診条件に満たないので婦人科検診(乳がん、子宮がん)と胃がん検診(バリウムまたは内視鏡)を任意で受診可能です。定期健康診断Bは、人間ドック相当の精密な検査で30歳以上の方が会社指定期間内であれば随時、受診可能な健康診断です。定期健康診断A、Bいずれも個人負担金はゼロです。人間ドックは健康保険組合規程に従い、30歳以上の方は、6万円を上限として、費用の2割の個人負担金で受診することができ、保険証の扶養ご家族も同様の条件で受診する事が可能です。
これら健康診断の制度は相当充実しているものと自負しています。そして2002年は定期健診にピロリ菌の呼気検査を入れて実施しました。当社がピロリ菌の検査薬を製造・販売していることもあり、ピロリ菌が胃がんにに関係するとの研究報告などもあり検査項目に入れたりもしました。実際にピロリ菌がいると判明して除菌をした人も数多く、以降胃痛や胃潰瘍がよくなったという話を聞いております。結果として、胃がんについても早期の対応ができたのではないかと思っております。
1 2 3
ページトップ
  • 参加方法・登録申請
  • パートナー企業・団体一覧
  • パートナー企業・団体の取り組み
  • パートナー専用ページ
  • がん対策スライド
  • 全国3ブロックセミナー
  • がん対策推進企業アクション公式小冊子「働く人ががんを知る本」
  • 令和4年度がん検診50%推進全国大会
  • 令和5年度がん検診50%推進全国大会
  • がん対策推進企業アクション Facebookはじめました
  • がん対策推進企業アクション Facebookはじめました
  • 両立支援の啓発動画の紹介