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イベントレポート

2018/8/20
出張講座8/20開催、FPパートナー

8月20日(月)、株式会社FPパートナー(秋葉原支社)において、林和彦氏(東京女子医科大学 がんセンター長/化学療法・緩和ケア科 教授)を講師に迎え、出張講座が開催されました。

FPパートナーは、実際に患者とも触れ合う機会も多い生命保険・損害保険を扱う保険代理店。会場は熱気にあふれて満員、入りきらない人も出るほどの盛況ぶりで、入りきらなかった従業員と、会場に来られない全国の拠点・支店・店舗の従業員はTV会議で中継された講座を拝聴しました。

林先生の講座は、まずは「がんを正しく知ること」の重要性から始まりました。そして現在の日本のがんを取り巻く状況や、がんとの付き合い方など、さまざまな研究データや具体例をあげるとともに漫画や有名人を例にした話もあり、とてもわかりやすく、出席者も楽しく理解することができたようです。

講演の様子

株式会社FPパートナー
https://fpp.jp/

日本でのがんによる死亡者は100万人を超え、死因の1位です。男性の62%、女性の46%ががんにかかります。

また高齢化の進む日本の中では、さらにがんにかかる人が増えると予想されます。定年が伸びることにより、従業員も必然的にがんにかかる人が増えていきます。

講演の様子

生物は細胞分裂を繰り返して成長します。正常な細胞分裂は、正しいコピーが行われるのですが、たまにミスコピーが発生し、そのミスコピーされた細胞が、がんの原因となります。人間には37兆個の細胞があるといわれています。膨大な回数の細胞分裂を行うので、どうしてもコピーミスが起こります。どんな人にも毎日たくさんのがん細胞が生じていますが、通常は人間の持つ免疫力ががん細胞を退治しているので、がんを発症することはありません。

ただ、免疫力が低下するとがん細胞の増殖を防ぎきれません。低下の原因は、加齢、体力の衰退などさまざまです。また、ミスコピーが増えすぎて、免疫力が追いつかない場合もあります。こんな時に、がんになってしまいます。

年をとればとるほど、細胞分裂の数も増えますから、ミスコピーの確率は上がり、高齢者ほどがんにかかりやすくなります。

講演の様子

がんになった人の大半が抱く「精神的・社会的パニック」は、がんに対する知識や情報の不足からくる不安が原因です。がんにかかると「死ぬ」と思っている人が多いですが、実際は違います。がんは治る病気です。

がんになる原因は、喫煙、感染、生活習慣など。まずは、これらを改め、がんを予防することが大事です。

特に「禁煙」「食生活の見直し」「適正体重の維持」「運動」「節酒」の5つの健康習慣を実践することで、がんに対するリスクを抑えることができます。

そして、がん検診を定期的に受けること。

がんがCTやMRI、レントゲンなどの検診で見つかる大きさ、直径約1cmまで育つには、約10〜20年かかります。しかし、そこから末期ガンの大きさに育つのは数年とあっという間。いかに早期のがんを発見し、治療するかで生存率は大きく異なります。

そのためには、普段から定期的に検診を受け、がんを早期に発見することが重要。早期発見のがん(ステージ1)は、5年生存率が末期のがん(ステージ4)と比べ何倍も、がんの種類によっては何十倍も異なります。ステージ1でがんを発見すれば、ほぼ治すことが可能です。

日本には世界最高水準の医療と、国民皆保険という世界最高の保険制度があります。しかし、高齢化が進み、がん患者が増えると医療費は増大し、財政を圧迫するでしょう。

まずは、がんを正しく理解し、がんにかからないよう生活習慣を改めること。そして、検診を定期的に受け、がんを早期発見し、治療を受けること。また、がんになっても働ける、支え合える社会環境を作ることが大切です。

【がんに対する病院や知りたい情報を探す、林先生がおすすめするwebページ】

国立がん研究センター がん対策情報センター
https://www.ncc.go.jp/jp/cis/index.html

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