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中外製薬株式会社

中外製薬株式会社では健康経営を目指すと同時に、ダイバーシティ&インクルージョン構想を掲げ、全社員に対してさまざまな健康対策を打ち立てています。
昨年の全社員に対して行われた集合研修では、がん対策推進企業アクションが作成した小冊子「がん検診のススメ」が配布されました。外国籍の社員に対しても、「がん検診のススメ」を英語に翻訳して配布されています。
多様化する人材や働き方に対応する健康経営、がん対策について中外製薬のCSR推進部参与・佐藤篤史氏とCSR推進部長・山田茂裕氏にお話を伺いました。

中外製薬株式会社

中外製薬では、2010年からダイバーシティ&インクルージョン(※1)を経営課題としています。

弊社の製薬というビジネスは「いかにイノベーティブな仕事ができるか」という部分にかかっていると言っても過言ではありません。そのためには、社員の中にダイバーシティを拡大し、同質なものだけではない様々な角度からの研究や開発、営業やサービスが求められます。

そういった意味で、弊社では外国籍の社員を積極的に採用していこうと思っており、現在は全社員約7400名(国内)の中で1%強の外国籍の社員が働いています。国籍は多種多様で、アメリカはもちろん、ヨーロッパ系、アジア系、オセアニア系など、多様な国籍の社員がいます。日本語が多少苦手な者もいますが、日本語を勉強している人も多く、配属もマーケティングであったり、研究開発であったり、スタッフ部門であったりと様々です。

中外製薬株式会社

弊社では、毎年2回全社員を対象に人権や企業倫理に関する集合研修を行なっており、また、各事業所でテーマを決めて講演やセミナー等を開いています。2018年下期の集合研修においては健康経営の中から「がん対策」と「プレゼンティーイズム(※2)」をテーマにしました。

がん対策においては、がん検診の大切さや、がんに対してどう向き合っていくのかということを説明し、その教材として「がん検診のススメ」の小冊子を配布しました。全員に配布したのは、本人はもちろん家族にも読んで欲しいとの思いがあったからです。

集合研修は日本語で行いますが、英語版の研修も別の時間に組んであり、日本語が苦手な社員は、そちらを受講することができます。外国籍の社員は他事業所にもいますので、インターネットを利用した同時配信や本社に来て研修を受けることも可能です。

また、外国籍の社員に対しては、小冊子「がん検診のススメ」を英語に翻訳した資料を用意しました。日本語がある程度できても、文字を読むのは苦手だったりしますから、希望者には英語版を配ったということです。

中外製薬株式会社

まだ1%程度しかいない外国籍の社員ですが、会社全体の方針として、ダイバーシティを積極的に受け入れ、もっとたくさんの外国籍の方に働いていただきたいとの思いがあります。そのため、すべての面において日本国籍の社員と同様の社内サービスやインフラを活用できるようにすることが大前提で、社内で閲覧できるwebやガイドラインなども日本語と英語で表記しています。小冊子の翻訳もその一環です。

そして外国籍の社員も、中外製薬健康保険組合に加入していますから、他の社員同様に健康診断や人間ドッグを受けることができます。

現在、弊社では女性のがん検診受診率向上に力を入れています。なぜなら乳がんと子宮頸がんは、早期発見できれば、多くの場合治癒可能だからです。

35歳以上の社員は、定期健康診断に変えて人間ドッグを選択できるようになっており、その中でがん検診を受診することができ、費用も健康保険組合の補助があります。また、事業所でも専門家を呼んで、女性のがんに関する講演会なども行っています。

35歳以上の社員の女性のがん検診受診率は、現在60〜80%程度となっていますが、受診率の目標を90%に設定して頑張っています。また、35歳未満であっても女性のがん検診は健康保険組合の補助が出ますので、35歳未満の女性のがん検診受診率の向上も図っていきたいと考えています。

一般的な企業であれば人事部や総務部ががん対策などを行うことが多いと思うのですが、私どもはCSR (Corporate Social Responsibility)推進部が、企業の長期持続性確保の観点から担当しています。統括産業医もCSR推進部に属しており、さまざまな問題に人事部、健康保険組合、労働組合と連携して対応しています。

がん検診受診率90%、生活習慣病対策、メンタルヘルス対策、プレゼンティーイズム対策、通災労災の減少などを目標にしており、いずれの目標においても達成のための重要なファクターである社員のヘルスリテラシーのアップも行っていきたいと考えています。

がん患者の仕事と治療の両立支援に関しては

「がんに関する就労支援ハンドブック(https://www.chugai-pharm.co.jp/csr/environment/system/docs/jWorkingSupportHandbookForCancerPatiens.pdf)」を作成しており、社内だけでなく他の企業からも参考にしていただくなど評価をいただいています。

弊社は、がん領域の医薬品を多く取り扱っており、国内の抗がん剤のシェアはトップです。そのため、がんに関する知識が集積されており、中外製薬の社員ががんで死亡したり、離職を余儀なくされてしまうことにもっと有効な対策をうてるのではないかとの声が社内からも上がっています。

がんはある程度防げる病気であり、がんになっても早期発見・早期治療を行えば生存率は大きく向上しますから、がんで亡くなったり仕事を続けられなくなる社員を減らしていきたいと思います。

※ 1多様な価値観や特長を持った社員が活躍できる環境を整備し、価値創造と変革を続けていくこと。ジェンダー、ナショナリティ、シニアのテーマに加え、1人1人の多様性にフォーカスを当てて、多様性が組織の活性化とビジネス成果に寄与することを目指している。
また、中外製薬グループは、障がいのある子どもたちを対象にしたチェアスキー体験教室、社員を対象にした障がい者スポーツ体験会などの普及啓発活動を通じて、障がい者スポーツの理念である「活力ある共生社会の創造」に取り組んでいる。

※ 2社員が出社はしているけども、何らかの理由により本来発揮されるはずの能力が発揮されない状態(Presenteeism)。つらくても無理をして出社することによって、生産性が落ちたり、周囲にマイナスの影響を与える可能性があり、企業に様々な損失リスクを与えると近年は考えられている。一方、病気や体調不良などの理由で会社を欠勤することを「アブセンティーイズム(absenteeism)」といい、一般的にプレゼンティーイズムはアブセンティーイズムの10倍程度の損失があると言われている。

中外製薬株式会社
中外製薬株式会社 会社概要
設立 1943(昭和18)年3月8日(創業1925年)
代表者 小坂 達朗
資本金 73,202百万円(2017年12月31日現在)
従業員数 7,372人(2017年12月31日現在)
本社所在地 東京都中央区日本橋室町2-1-1
事業概要 医薬品の研究、開発、製造、販売および輸出入
URL https://www.chugai-pharm.co.jp/
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