ホーム > 低い日本の検診受診率
平成25年に実施された「国民生活基礎調査」によると、日本のがん検診受診率は、男性においては、胃がん、肺がん、大腸がん検診の受診率は4割程度であり、女性においては、乳がん、子宮頸がん検診を含めた5つのがん検診の受診率は3〜4割台となっています。
特に子宮頸がん、乳がんについては、検診受診率が低い状況にあります。
特に子宮頸がん、乳がんについては、検診受診率が低い状況にあります。
がん検診の受診率
※胃がん、肺がん、乳がん、大腸がんは40歳以上、子宮頸がんは20歳以上を対象。
※子宮頸がん検診と乳がん検診は、「2年に1度」の受診が勧奨されているため、平成24年と平成25年の検診受診者数の合計に基づく検診受診率です。
※子宮頸がん検診と乳がん検診は、「2年に1度」の受診が勧奨されているため、平成24年と平成25年の検診受診者数の合計に基づく検診受診率です。
がん検診の国際比較を見ても、日本の乳がん検診、子宮頸がん検診は、OECD(経済協力開発機構)加盟国30カ国の中で最低レベルに位置しています。欧米の検診受診率が80%以上であるのに対し、日本は35%程度ととても受診率が低いのが現状です。例えば、米国では子宮頸がん検診の場合、85%の女性が検診を受診しているのに対して、日本では37.7%にとどまっています。