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イベントレポート

2018/9/25
生稲晃子氏提言 「トライアングル型支援」で治療と仕事の両立支援を

平成30年9月25日に行われたがん対策推進企業アクションのアドバイザリーボード会議において、生稲委員が国に提言してきた病気に罹りながら働く人の治療と仕事の両立を支援する「トライアングル型支援」についての説明をされましたので、その発言をご紹介いたします。

安倍晋三内閣総理大臣自らが議長になり、2016年9月26日に設置された「働き方改革実現会議」は、労働界と産業界のトップと有識者が集まり、一億総活躍社会の実現に向けてこれまでよりレベルアップした議論をする場です。同会議において、構成員である女優の生稲晃子氏が提案した「トライアングル型支援」がいよいよ実現に向けて動き出しました。

「トライアングル型支援」とは、罹患しながら働く人がストレスなく治療と仕事を両立するために考えられた新しい支援体制。治療を続けながら働きやすい環境を作るためには、患者と雇用する企業の二者関係だけではなく、患者の病状や体調を一番理解している主治医と企業側の連携を深める必要があるのではないか、という自らもがん経験者である生稲氏の発想から提案されました。しかし、主治医と企業側との連携は一朝一夕にはいきません。そこで、その両者をスムーズにつなぎ、専門スタッフ間のコミュニケーションをとるためのハブとして “両立支援コーディネーター”を誕生させることとなりました。主治医と企業・産業医、両立支援コーディネーターの三角形で罹患しながら働く人のサポートをしていくのが「トライアングル型支援」です。

現在、両立支援コーディネーターになるための研修受講が始まっており、受講修了者は9月末時点で1549名。このうち7割が医療機関関係者、3割が企業関係者となっています。受講の申込みはとても多く、すぐに定員に達しているとのこと。両立支援コーディネーターの認知が一般に広がっていることが伺えます。

働き方改革実行計画(平成29年3月28日働き方改革実現会議決定)
出典:働き方改革実行計画(平成29年3月28日働き方改革実現会議決定)
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